新型コロナウイルス感染予防に関する大使のメッセージ

2020/6/9
アルメニアにお住まいの皆様へ

アルメニアにおけるコロナウイルス流行の状況については折々の領事メールにても皆様にお知らせして参りましたが,一連の規制が解除されて以降,新たな感染者数が急増しています。6月7日(日)には過去最高の766人の感染が確認され,また亡くなる方の数もこのところ連日2桁台が続いている他,先日はご承知のとおりパシニャン首相とご家族も陽性と診断されるに至りました(幸い,その後すみやかに回復されましたが)。

他の諸国における状況が~少なくとも第1波に関しては~安定化する方向にある中で,アルメニアのこうした現状はやや意外かつ残念なものがありますが,私共としては引き続き最大限の警戒をもって可能なあらゆる予防措置を講じていくことが必須と考えます。折から快適な季節に向かう時期でもあり,規制緩和後の当地社会の雰囲気がいささか過度にリラックスしたものとなっている感があるところ,あえてそれに流されず,ここは日本式の「潔癖症」的な対応を貫いて頂ければと思う次第です。

新型コロナウイルスについては治療薬・ワクチンの開発を含めその全体像の解明になお時間を要すると見込まれることから,その間の私共一人一人,更には社会・国全体の忍耐と自己規律が求められる状況が続きます。しかし,そうした中にあっても希望は存在し,例えばニュージーランドはついに「新規感染者ゼロ・罹患者全員快癒」を成し遂げました。適切な対策と人々の意識の結集により,この未曾有の困難も乗り越えることは可能であることの証明であり,大変勇気付けられるとともに一つの参考にしたいものです。

日本大使館と致しましては引き続き皆様とともに可能な最善の対応を尽くして参る所存ですので,今後とも緊密な連携を維持して頂くとともに,お困りの点がありましたらいつでも当館にご連絡頂けますよう,よろしくお願い申し上げます。
 
2020年6月9日
在アルメニア日本国大使
山田淳