現地メディア向け開発協力プレスツアーを行いました
平成30年4月19日
日本の開発協力案件の成果や意義をアルメニアのより多くの方々に紹介するため,日本大使館は3月11日及び14日に現地メディア向けプレスツアーを実施し,計9社,17名のジャーナリストが参加しました。
今回のツアーでは,3月11日にはスピタク市を訪れ,同市主催の東日本大震災追悼式典への参加のほか,日本大使館が実施している以下(1)~(3)の草の根人間の安全保障無償協力事業及び(4)のJICA技術協力事業を視察しました。
(1)「スピタク市第8学校暖房設備改善計画」(2017年度)
(2)「スピタク市第3学校整備計画」(2010年度)
(3)「アラピ村下水設備建設計画」(2016年度)
(4) アラピ村「地滑り災害対策プロジェクト」(2014-2017年度,技術協力)
また3月14日には,以下(1)の円借款事業及び(2)~(5)の草の根人間の安全保障無償協力事業を視察しました。
(1)「エレバン・コジェネレーション火力複合発電所建設計画」(2005年度,円借款)
(2)「シリア難民雇用及び支援のためのエレバン市飲食店設立計画」(2017年度)
(3)「アルメニア聴覚障害検査機器整備計画」(2017年度)
(4)「エレバン障害児共生機具製作施設機材整備計画」(2013年度)
(5)「エレバン国立医科大学付属ヘラチ高等学校整備計画」(2015年度)
【3月11日のプレスツアーの様子】
1 東日本大震災追悼式典参加及び「スピタク市第8学校暖房設備改善計画」,「スピタク市第3学校整備計画」の視察
プレス一行は, 1988年のアルメニア大地震の震源地であるスピタク市を訪問し,東日本大震災犠牲者追悼式に参加しました。同式典はスピタク市の主催により毎年開催されています。
その後,1988年の大地震で住居を失った被災者移住区域にあるスピタク第8学校の暖房設備を,天然ガスと太陽光エネルギー併用の設備に更新することを目指した,「スピタク市第8学校暖房設備改善計画」の署名式等を視察しました。
これらのイベントに参加したサハキャン・スピタク市長からは,取材陣に対し,スピタク市に対する日本の支援の意義とともに日本への謝意が伝えられました。
2 アラピ村における下水設備建設計画及び地滑り災害対策プロジェクトの視察
その後一行はシラク州アラピ村を訪問し,アイワジャン村長から,昨年完工式を終えた「アラピ村下水設備建設計画」及び「地滑り災害対策」事業を通じた日本の支援を通じて,村の生活環境が大きく改善されたことについて説明をうけました。
(取材の様子)
(関連HPリンク)
https://www.am.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000255.html
https://www.am.emb-japan.go.jp/files/000344219.pdf
https://www.am.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000199.html
https://www.am.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000111.html
https://www.jica.go.jp/oda/project/1300669/index.html
【3月13日のプレスツアーの様子】
1 エレバン・コジェネレーション火力複合発電所の視察
一行は,ゲヴォルギャン技術部長から,同火力発電所の概要及び現在の状況について詳細な説明を受けました。
2 「アルメニア聴覚障害検査機器整備計画」署名式の視察
署名式には,同計画の支援対象機関の一つであるアラブキル医療センターの学術長でもあるバブロヤン国民議会議長が参加し,聴覚障害検査機器の供与によって多くの聴覚障害児の障害が軽減される同計画の重要性が強調されました。
3 「シリア難民雇用及び支援のためのエレバン市飲食店設立計画」署名式の視察
シリア難民層の経済的自立と社会統合活動の支援を目指す同計画の署名式では,被供与団体であるNGO「アレッポ 同胞のための慈善団体」バルキャン常任理事から取材陣に対し,同計画の意義について説明が行われました。
4 「エレバン障害児共生機具製作施設機材整備計画」及び「エレバン国立医科大学付属ヘラチ高等学校整備計画」の視察
さらに一行はエレバン国立医科大学付属ヘラチ高等学校及び障害児矯正機具製作施設「オルテス」を訪問し,草の根無償事業を通じてこれらの施設の機材が整備されたことによって,各々教育活動や障害児用矯正用具製作活動の発展に大きく貢献していることについて,各施設の代表から詳しい説明を受けました。
(取材の様子)
(関連HPリンク)
https://www.jica.go.jp/topics/2010/20100521_03.html
https://www.am.emb-japan.go.jp/files/000344251.pdf
https://www.am.emb-japan.go.jp/files/000344251.pdf
https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/kuni/armenia_2017.html
プレスツアー実施後,参加したメディアによって,インターネットやテレビ放送などを通じ,これらの日本の対アルメニア支援についての報道が多数行われました。今回のプレスツアーを通じて,我が国の対アルメニア開発協力に対するアルメニア国民の理解がより一層深まったことが期待されます。
関連リンク(PDF) (プレスツアー後に実施されたメディア報道)
アルメニア公共テレビ
「下水処理施設から暖房設備まで-日本の対アルメニア支援」(アルメニア語)
「新生児の聴覚障害が予防される」(アルメニア語)
Yerkirメディアテレビ
「日本のアルメニアにおける大規模な投資」(アルメニア語)
Fortunaテレビ
「東日本大震災犠牲者に対する追悼碑から日アルメニア協力まで」(アルメニア語)
Kentron TV
「新生児の聴覚障害検査機器の設置拡大に向け検査機器が供与される」(アルメニア語)
アルメンプレス
「日本政府はアルメニアの地方における社会経済事業を実施」(アルメニア語)
「日本政府の支援によりヘラチ高等学校の12教室が整備」(アルメニア語)
「アルメニアで毎年2000の矯正機具が日本の支援により製作」(アルメニア語)
「日本はアルメニアにおけるアルメニア系シリア難民を支援」(英語)
News.am
「アルメニアのスピタク市は2011年の東日本大震災の犠牲者を記憶している」(英語)
「日本はアルメニアの地滑り対策プロジェクトに3.25百万ドルを支援」(アルメニア語)
「新生児の聴覚障害検査-アルメニアにおける健康管理システムに対する日本の支援」(アルメニア語)
「2018年,エレバン・コジェネレーション火力複合発電所の発電機近代化に18百万ドルを拠出予定」(アルメニア語)
「『アルメニアの企業は日本の市場に関心を有している』と日本大使は言及」(アルメニア語)
Panorama
「エネルギー,保健,教育分野における日本の貢献」(アルメニア語)
「エレバンで新たな中東料理レストランがオープン予定」(アルメニア語)
「日本大使館の支援で新たな聴覚検査機器が供与」(アルメニア語)
「身体障害者のために毎年2000の矯正器具がアルメニアで製作されている」(アルメニア語)
「2018年,エレバン・コジェネレーション火力複合発電所の新発電機に近代的なガスタービンが整備」(アルメニア語)
Hraparak
「2.6億ドルが大々的な広報もなくアルメニアに供与」(アルメニア語)
Aravot
「日本政府はアラピ村の水の流れる方向を変えた」(アルメニア語)
Lragir.am
「アレッポNGOと日本大使館,アルメニア系シリア難民の雇用拡大のため協力」(アルメニア語)
「アルメニアの新生児聴覚検査は最新の機器によって行われる」(アルメニア語)
「アルメニアで製作されている矯正機器は日本の支援によるもの」(アルメニア語)
今回のツアーでは,3月11日にはスピタク市を訪れ,同市主催の東日本大震災追悼式典への参加のほか,日本大使館が実施している以下(1)~(3)の草の根人間の安全保障無償協力事業及び(4)のJICA技術協力事業を視察しました。
(1)「スピタク市第8学校暖房設備改善計画」(2017年度)
(2)「スピタク市第3学校整備計画」(2010年度)
(3)「アラピ村下水設備建設計画」(2016年度)
(4) アラピ村「地滑り災害対策プロジェクト」(2014-2017年度,技術協力)
また3月14日には,以下(1)の円借款事業及び(2)~(5)の草の根人間の安全保障無償協力事業を視察しました。
(1)「エレバン・コジェネレーション火力複合発電所建設計画」(2005年度,円借款)
(2)「シリア難民雇用及び支援のためのエレバン市飲食店設立計画」(2017年度)
(3)「アルメニア聴覚障害検査機器整備計画」(2017年度)
(4)「エレバン障害児共生機具製作施設機材整備計画」(2013年度)
(5)「エレバン国立医科大学付属ヘラチ高等学校整備計画」(2015年度)
【3月11日のプレスツアーの様子】
1 東日本大震災追悼式典参加及び「スピタク市第8学校暖房設備改善計画」,「スピタク市第3学校整備計画」の視察
プレス一行は, 1988年のアルメニア大地震の震源地であるスピタク市を訪問し,東日本大震災犠牲者追悼式に参加しました。同式典はスピタク市の主催により毎年開催されています。
その後,1988年の大地震で住居を失った被災者移住区域にあるスピタク第8学校の暖房設備を,天然ガスと太陽光エネルギー併用の設備に更新することを目指した,「スピタク市第8学校暖房設備改善計画」の署名式等を視察しました。
これらのイベントに参加したサハキャン・スピタク市長からは,取材陣に対し,スピタク市に対する日本の支援の意義とともに日本への謝意が伝えられました。
2 アラピ村における下水設備建設計画及び地滑り災害対策プロジェクトの視察
その後一行はシラク州アラピ村を訪問し,アイワジャン村長から,昨年完工式を終えた「アラピ村下水設備建設計画」及び「地滑り災害対策」事業を通じた日本の支援を通じて,村の生活環境が大きく改善されたことについて説明をうけました。
(取材の様子)
(関連HPリンク)
https://www.am.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000255.html
https://www.am.emb-japan.go.jp/files/000344219.pdf
https://www.am.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000199.html
https://www.am.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000111.html
https://www.jica.go.jp/oda/project/1300669/index.html
【3月13日のプレスツアーの様子】
1 エレバン・コジェネレーション火力複合発電所の視察
一行は,ゲヴォルギャン技術部長から,同火力発電所の概要及び現在の状況について詳細な説明を受けました。
2 「アルメニア聴覚障害検査機器整備計画」署名式の視察
署名式には,同計画の支援対象機関の一つであるアラブキル医療センターの学術長でもあるバブロヤン国民議会議長が参加し,聴覚障害検査機器の供与によって多くの聴覚障害児の障害が軽減される同計画の重要性が強調されました。
3 「シリア難民雇用及び支援のためのエレバン市飲食店設立計画」署名式の視察
シリア難民層の経済的自立と社会統合活動の支援を目指す同計画の署名式では,被供与団体であるNGO「アレッポ 同胞のための慈善団体」バルキャン常任理事から取材陣に対し,同計画の意義について説明が行われました。
4 「エレバン障害児共生機具製作施設機材整備計画」及び「エレバン国立医科大学付属ヘラチ高等学校整備計画」の視察
さらに一行はエレバン国立医科大学付属ヘラチ高等学校及び障害児矯正機具製作施設「オルテス」を訪問し,草の根無償事業を通じてこれらの施設の機材が整備されたことによって,各々教育活動や障害児用矯正用具製作活動の発展に大きく貢献していることについて,各施設の代表から詳しい説明を受けました。
(取材の様子)
(関連HPリンク)
https://www.jica.go.jp/topics/2010/20100521_03.html
https://www.am.emb-japan.go.jp/files/000344251.pdf
https://www.am.emb-japan.go.jp/files/000344251.pdf
https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/kuni/armenia_2017.html
プレスツアー実施後,参加したメディアによって,インターネットやテレビ放送などを通じ,これらの日本の対アルメニア支援についての報道が多数行われました。今回のプレスツアーを通じて,我が国の対アルメニア開発協力に対するアルメニア国民の理解がより一層深まったことが期待されます。
関連リンク(PDF) (プレスツアー後に実施されたメディア報道)
アルメニア公共テレビ
「下水処理施設から暖房設備まで-日本の対アルメニア支援」(アルメニア語)
「新生児の聴覚障害が予防される」(アルメニア語)
Yerkirメディアテレビ
「日本のアルメニアにおける大規模な投資」(アルメニア語)
Fortunaテレビ
「東日本大震災犠牲者に対する追悼碑から日アルメニア協力まで」(アルメニア語)
Kentron TV
「新生児の聴覚障害検査機器の設置拡大に向け検査機器が供与される」(アルメニア語)
アルメンプレス
「日本政府はアルメニアの地方における社会経済事業を実施」(アルメニア語)
「日本政府の支援によりヘラチ高等学校の12教室が整備」(アルメニア語)
「アルメニアで毎年2000の矯正機具が日本の支援により製作」(アルメニア語)
「日本はアルメニアにおけるアルメニア系シリア難民を支援」(英語)
News.am
「アルメニアのスピタク市は2011年の東日本大震災の犠牲者を記憶している」(英語)
「日本はアルメニアの地滑り対策プロジェクトに3.25百万ドルを支援」(アルメニア語)
「新生児の聴覚障害検査-アルメニアにおける健康管理システムに対する日本の支援」(アルメニア語)
「2018年,エレバン・コジェネレーション火力複合発電所の発電機近代化に18百万ドルを拠出予定」(アルメニア語)
「『アルメニアの企業は日本の市場に関心を有している』と日本大使は言及」(アルメニア語)
Panorama
「エネルギー,保健,教育分野における日本の貢献」(アルメニア語)
「エレバンで新たな中東料理レストランがオープン予定」(アルメニア語)
「日本大使館の支援で新たな聴覚検査機器が供与」(アルメニア語)
「身体障害者のために毎年2000の矯正器具がアルメニアで製作されている」(アルメニア語)
「2018年,エレバン・コジェネレーション火力複合発電所の新発電機に近代的なガスタービンが整備」(アルメニア語)
Hraparak
「2.6億ドルが大々的な広報もなくアルメニアに供与」(アルメニア語)
Aravot
「日本政府はアラピ村の水の流れる方向を変えた」(アルメニア語)
Lragir.am
「アレッポNGOと日本大使館,アルメニア系シリア難民の雇用拡大のため協力」(アルメニア語)
「アルメニアの新生児聴覚検査は最新の機器によって行われる」(アルメニア語)
「アルメニアで製作されている矯正機器は日本の支援によるもの」(アルメニア語)